チビ太よ | mako-blog

チビ太よ

去年13才で亡くなったラッキーは、せっかちでがっつきで頭が良かった。
いつ見ても、飼い主のほうをじっと見てた。頭のいい生徒はいつも先生の話を聞いている。だから、ラッキーと出会ってからは寂しいと思ったことはなかった。いや、気の休まる時がなかったというべきか。台所に立つと、食べ物をねだり、時間より早めに散歩を要求する、、、。いつもプレッシャーをかけられていた。
飼い主と犬というより、同じレベルでやりあっていたなあ。だから、亡くなる前も後もずいぶん泣いた。存在感の大きい犬だった。

チビ太も年が明ければ、14才だ。うちに来たときは異常な程のやきもち焼きだったけど、年とともに落ち着いた。ラッキーをかまってると、あたしもあたしもって感じで必ず間に割って入ってきた。ラッキーはあまりかまわれるのが好きな方じゃないのでいつも引いてくれた。チビ太のキャラは癒し系、特に年を重ねて、ぼ~としてきた。
いつも、寝てることが多くなった。それもじゃまなとこに。
開け閉めするふすまにお尻をくっつけていたり、もう少し前に行けよ~
朝の忙しい時に行き来するとこに、どて~と伸びてる。じゃまなんだよ~
気遣いゼロ。まったく気にしない。頭の悪い生徒は、いつも先生のことを見てないもん。友達と話してたり、校庭を見てたり、漫画書いてたり、消しゴム切って友達にぶつけたり、、、って、誰のこと?体型はがっちりしてる割に、食は細い。どちらかというと散歩のほうがいいようだ。散歩の時は「うれちいよー、うれちいぃ~~」と可愛い似つかない声で叫んでドアに飛びつくのだ。おかげでドアは傷だらけだよ。
テープに録ってTVにきてもらうって話もしたけど、録ってない。
ほんとに、そう聞こえるんだから!!